こんにちはMASAです。
今回は
ミャンマーの悲願である
農業の近代化
農産物の輸出拡大
に向けた直近の動きを見ていきたい。
大手小売業イオンに入社後、店舗営業、本社スタッフを経験。
その後、駐在員として香港、マレーシア、ベトナム、ミャンマーにトータルで12年滞在。
各国で商品部や新規合弁事業の管理担当を歴任。
現在は独立、ミャンマーの最大都市ヤンゴンに居を構え、新規事業の準備中。
農業の近代化はミャンマーの悲願

まず、以下の記事をご覧いただきたい。
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シンガポールに農産品輸出センター開設へ
NNAASIAアジア経済ニュース2021年1月20日(水)
ミャンマー商業省傘下の輸出振興組織ミャントレードが、シンガポールに農産品の輸出支援拠点を開設する方針だ。ミャンマー・タイムズ(電子版)が18日伝えた。在シンガポール・ミャンマー大使館とも連携し、輸出促進に取り組む。
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外資からは「物流インフラ」や「自動車関連」への投資に注目の集まるミャンマーだが、同国の経済成長のカギは「農業の近代化」が握っていると考える。
農業は
- ミャンマーのGDPのおよそ3割を占める重要産業
- 全人口のおおよそ70%を占める農村地域の労働人口の大半が従事
- 現状でも輸出全体の20%以上を占める。
実際、ミャンマーの政府関係者と話をしていると、農産物の海外輸出拡大への期待は大きい。
セインタロンマンゴーを海外へ
私が世界一美味しいマンゴーであると太鼓判を押すセインタロンの海外輸出はミャンマー政府の悲願である。
日本には検疫の関係でマンゴーを含む農産物を一切輸出できないミャンマーであるが、すでにシンガポールには輸出実績がある。
【関連記事】
日本の国民一人当たりのGDPを大きく引き離し、すでに先進国であるシンガポールが輸入できて、日本はできないというのは、輸出検疫の壁があろうとも、個人的には解せぬ話である。
この日本などの先進国への輸出検疫の壁を打ち破るためには、ミャンマー農業の近代化が欠かせない。
現状、ミャンマーの農業を支える企業や農家は貧しく
- 輸出に必要な農機具や設備に投資する資金はない
- 付加価値型の新たな農産物に挑戦する余力も気力も乏しい
この状況下では、ミャンマーによる自律的な農業の近代化は困難と言わざるを得ない。
【関係記事】
中国や韓国はミャンマーの農業発展に協力

中国は、年々ミャンマー産の農産物の輸入額を拡大させている。
また、韓国はミャンマー政府の要望に耳を傾け、同国産の農産物を輸出するためのマーケティングセンターを首都ネピドーに設置する計画である。
このような計画の中、ジェトロではミャンマーの農業の近代化に向けた懸命の努力が続いているが、日本企業の参入・後押しが待たれる状況である。

今回の提言:
日本への農産物輸出のマーケティングセンターをヤンゴンに開設
日本の官民挙げてミャンマーの食べる宝石、セインタロンマンゴーの輸入プロジェクトを始動
並行して、農業の効率化ノウハウに長けた民間企業を中心に「セイタロンマンゴーの日本輸出実現」に向けたクラウドファンディングを創設
私も微力ながら、日緬両国の関係者に継続的な働きかけを試みたいと考える。
【参考図書】
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■アウンサンスーチー政権下のミャンマー経済
工藤 年博 (著), 大木 博巳 (著), 国際貿易投資研究所 (著) 出版社 : 文眞堂 発売日 : 2020/2/10
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本日も最後までお読みいただきまして有難うございました。
MASA




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