今回は
- ウォルマート
- ドン・キホーテ
- イオン
といった強い小売業が持つ哲学(=ビジネスマインド)について
学んでいきたいと思う。
大手小売業イオンに入社後、店舗営業、本社スタッフを経験。
その後、駐在員として香港、マレーシア、ベトナム、ミャンマーにトータルで12年滞在。
各国で商品部や新規合弁事業の管理担当を歴任。
現在は独立、ミャンマーの最大都市ヤンゴンに居を構え、新規事業の準備中。
強い小売業には哲学がある

強い小売業には哲学(=ビジネスマインド)がある。
現在地と目的地を結ぶ考え方(=思考の流れ)が哲学である。
この思考の流れ、哲学は「定義」と言い換えることができる。
少し、複雑な表現になったが、
「強い小売業には哲学がある」は
「強い小売業には明確な思考の流れの定義」があると換言できる。
※この哲学の考え方はココデ・グローバル株式会社の加藤将太氏による次世代起業家セミナーより引用
平たく言うと
ウォルマートやドン・キホーテ、イオンなど強い小売業には会社として、創業から脈々と受け継がれたビジネスの哲学があり
その哲学が目的を達成するための思考と行動を導くことから、そのプロセスがぶれない。
従って、チャンスを見過ごしたり、リスクにつまずいたりする確率が低くなる。
たとえ、つまずいても自律的に復元力が働く。
それはアフタ・コロナの時代になっても
その哲学を出発点として、柔軟かつ連続的に変化対応していくことができる。

ウォルマートであれば
顧客の期待を超える 競争相手より経費をコントロール 常識は無視してチャレンジ
などの「サム・ウォルトンの10カ条」となる。
ドン・キホーテであれば
現場への権限委譲 徹底的な成果主義 逆張り経営 はらわたで考える
など創業者である安田隆夫氏の哲学であり
私が所属していたイオンであれば
大黒柱に車をつけよ 下げに儲ける
などの岡田卓也氏の哲学と
長期的・根本的・多面的に考える
などの小嶋千鶴子氏の哲学になる。
自律的行動力
そして、その哲学が会社のマネジメント層にみごとに浸透しており
自律的に実践される。
すなわち、その行動哲学が根付いており
業務上の判断や行動をコントロールする。
自己復元力

そして、様々なビジネス・プロセスで誤った判断が一時的になされたとしても
その哲学に立ち戻って、復元されていく。
私はそのような場面を幾度となく見てきた。
社員の日々の創意工夫の総和が小売業の強さ
自社の哲学を体内化させた従業員が、日々創意工夫をかさねて業務に当たる。
日々、商品や技術、サービスが改善されていく。
その創意工夫の総和が小売業の強さとなる。
強い小売業の哲学の源流
ウォルマート
「サム・ウォルトンの10カ条」に哲学の源流がある。
ドン・キホーテ
源流「PPIHグループの理念」
2011年に発行された創業者 安田隆夫氏による執筆された経営原理。
源流こそ真のCEOであると規定し、全ての行動規範とすべく、全従業員が切磋琢磨している。
イオン
「イオン行動規範宣言」「お客さまへの誓い」「パートナーとイオン」「株主とイオン」「地域社会とイオン」
にその哲学が凝縮されている。

その前身の「ジャスコ」の人事制度の基礎を構築した小嶋千鶴子氏の「あしあと(一般には販売されていない)」に哲学が記されている。
次回から3回に渡って、強い小売業、3社の哲学について学んでいければと思う。
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本日も最後までお読みいただきまして有難うございました。
MASA


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