こんにちはMASAです。
今回は
韓国によるミャンマー支援政策と
ミャンマー国内での同国への期待の高まり
について見ていきたい。
大手小売業イオンに入社後、店舗営業、本社スタッフを経験。
その後、駐在員として香港、マレーシア、ベトナム、ミャンマーにトータルで12年滞在。
各国で商品部や新規合弁事業の管理担当を歴任。
現在は独立、ミャンマーの最大都市ヤンゴンに居を構え、新規事業の準備中。
ミャンマーの心を読む韓国

まず、以下の記事をご覧いただきたい。
首都に農業マーケティング施設、韓国が支援
NNA ASIA アジア経済ニュース2021年1月22日
ミャンマーの首都ネピドーで20日、韓国の支援で建設する「農業マーケティングセンター」の着工式が開催された。完成後は、農業市場の情報提供や、農産品の認証を行う拠点としての機能が期待されている。国営紙グローバル・ニュー・ライト・オブ・ミャンマーが21日伝えた。
ミャンマー政府や民間企業の関係者と話をしていると、外資からの投資に対して
- 農業(含む輸出)
- インフラ関連
- 自動車関連
への期待が大きい。
このブログでも何度か取り上げたが
特に、農業は
- ミャンマーのGDPのおよそ3割を占める重要産業
- 全人口のおおよそ70%を占める農村地域の労働人口の大半が従事
- 現状でも輸出全体の20%以上を占める
最も重要な産業だ。
ミャンマーは農産物の輸出により外貨を稼ぎ、国内の電力や交通インフラなどに還元し、外資の製造業を呼び込める体制を早急に作らなくてはならない状況だ。
正しさ追求する日本、経済優先の韓国

確かにミャンマーの農業は脆弱で、安全管理もこれからだ。
しかし、農業近代化を進め、輸出産業として独り立ちさせない限り、電化率100%を実現し、先進国からの製造業投資を呼び込むことはできない。
確かに日本政府と民間企業連合もミャンマーに寄り添い、様々な支援の手を差し伸べている。
- 農業技術の教育
- ミャンマー農家への付加価値型農産物の生産支援
と同国が農業発展の階段を上り、成長できるよう正攻法でのサポートを積み上げている。
これに対し、韓国はベトナムでもそうであったように、ミャンマー政府へのアピールが極めてうまい(と感じる)。
ミャンマー政府の思いに対する感受性が高く、極めて効果的に資金援助のカードを切っているように私には見えて仕方がない
韓国のスピード
加えて、韓国は官民とも投資のスピードが極めて速い。
韓国の映画館が、チェーンストアよろしく多店化され、橋や道路の建設も急ピッチで進められている。
そのスピードがミャンマーの人々に強烈なインパクトをあたえ、記憶に焼き付いていく。
まるでK-POPがベトナムやミャンマーの若い女性を虜にして離さないように。
今回の提言:
日本の官民連合で
- ヤンゴンに農産物や水産物のマーケティングセンターを作ってはどうか。
- 今計画されている水上都市の近隣に大きな農産物と水産物の卸売市場を建設する。そこに、マンゴーなどの燻蒸処理施設を併設する。
- 資金は「日本政府」「日本民間企業」「クラウドファンディング」で賄う。
それぐらいアピールしなければ、ミャンマーへ思いは届かないと私は考える。
【参考図書】
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■アウンサンスーチー政権下のミャンマー経済
工藤 年博 (著), 大木 博巳 (著), 国際貿易投資研究所 (著) 出版社 : 文眞堂 発売日 : 2020/2/10
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本日も最後までお読みいただきまして有難うございました。
MASA


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