今回もシニアの副業について考えてみたい。
自分の大切にしている価値観を仕事につなげること
他人軸から自分軸に人生をシフトさせる重要性を見ていきたい。
イオンに入社後、店舗営業、本社スタッフを経験。
その後、駐在員として香港、マレーシア、ベトナム、ミャンマーにトータルで12年滞在。
各国で商品部や新規合弁事業の管理担当を歴任。
現在は独立、ミャンマーの最大都市ヤンゴンに居を構え、新規事業の準備中。
東南アジアにみる仕事観

東南アジアで仕事をしていると、
一部の幹部社員を除いて、総合職的な考え方はないのではないかと感じる。
たとえ人事・教育、総務、財経や営業など幅広い職種を抱える企業に就職しようとも、「ITおよびシステム的な仕事」「人事・教育およびそれに関連した仕事」など部署にこだわる社員が多い。
「好きなこと(一部得意なこと)」に重きをおくのである
その「好きなこと」のラインでIT担当→ITマネージャー→システム部長などの昇進を希望する。
逆に、マネジメントや経営能力を問われる総合職(≒管理職)を受け入れる従業員は、自分での起業や、さらなる大企業へのジョブホッピングを狙うことが多かったように思う。
転職が容易な東南アジアの環境下では「給料は我慢料」という概念は通用しない。
※高額な給料を払えば、自分の「好きなこと」に反したポジションでも受け入れると思われがちだが、3年以上の中期的スパンでは必ず辞めていく。
それに対して、日本では「給料は我慢料」という方は多い。
私のいた会社は「自己申告書」なる制度はあったが、能力や評価や年齢などの関係で高齢になると希望通りになることは少なかったように思う(当然だが)。
前回紹介した八木仁平氏の書籍「世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方 人生のモヤモヤから解放される自己理解メソッド」の中に
自己理解メソッドの3つのルールについて書かれていて
- 「大事なこと(仕事の目的)」から見つける。(価値観=ありたい状態)
- 「好きなこと」の前に「得意なこと」を見つける。(好きなこと(=情熱)より先に、自分が楽にできてしまう得意なこと(=才能)にフォーカス)
- 細かい実現手段は最後に考える。
これを就職に当てはめると
- 好きなこと(情熱)→なぜこの業界なのか?
- 得意なこと(才能)→どうやってこの仕事で成果を出すのか?
- 大事なこと(価値観)→なぜこの会社なのか?
となる。
さらに深堀すると
- 自分の大事にしている価値観と会社の哲学がマッチしている。
- 同社で自分の●●能力を活かして成果を出したい。
- ●●能力を活かし、業績に貢献したい。
となる。
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■世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方人生のモヤモヤから解放される自己理解メソッドKindle版
八木仁平(著)出版社:KADOKAWA発売日:2020/5/28
皆さんご存じのオリエンタルラジオの中田氏もYoutubeで紹介している。
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この法則からいうと
東南アジアにおけるIT、人事等という好きな部署にこだわるのは、本質的な「やりたいこと」とは異なる。
あなたが大切にしている価値観はなんですか?

シニアが今勤めている会社での仕事の枠にとらわれず
自分のしたいことを副業とするためには
「大事なこと(価値観、ありたい状態)」を明確にする必要がある。
例えば
- マーケットを様々な角度から分析、お客さまの隠れた「ウォンツ」を抽出
- お客さま心理を系統立てて分析
- 商品デザインがお客さまの消費行動に与えるインパクトを分析
具体的な職種や業界ではなく「自分のありたい状態」を突き詰める。
そうすれば、自分の「大事にしていること」にフォーカスした仕事ができる。
副業でも、自分らしく生きることができれば、それはもう人生の成功を掴んだも同然である。
収入の大小は問題ではない。
自分らしく生きたうえで、収入という結果も出れば大成功ではあるが。
将来的に、その収入で食えるようなれば
我慢料の仕事から、自分の価値観を大切にした仕事へのシフト可能となる。
シニアは残された人生を自分らしく生きよう

シニアは残された20~30年間
自分の価値観を大切にして
人の評価に支配された他人軸の人生から、自分の価値観に重きを置く自分軸の人生にシフトしよう。
それは、とりもなおさず失われた30年から脱却して、自分自身を取り戻すことになる。
本日も最後までお読みいただきまして有難うございました。
MASA


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