今回は
・東南アジアで働きたいけど、必要な英語力は?
・仕事でどんな英語力が必要になるの?
・どんな時に英語が必要になるの?
といった疑問にお答えしていく。
小生は大手小売業イオンの駐在員として香港、マレーシア、ベトナム、ミャンマーにトータルで12年間滞在。
各国で商品部や新規合弁事業の管理担当を歴任。
現在は独立し、ミャンマーの最大都市ヤンゴンに居を構え、新規事業のスタートを準備しています。
東南アジアで必要な英語力は?
英語そのものには職場での日々のコミュニケーションで慣れていくだろうが、
「英語でのemailのやり取り」については、香港やマレーシアなどでは、仕事上だけではなく、様々な私生活の場面でも、英文メールを作成しなければならず、それが大きな負担となる。
私の実体験から、東南アジアで仕事をする上で、どのように実践的英語力を身に付けたらよいのか、
「東南アジアで必要な英語力」と題して書いていきたい。
仕事でどんな英語力が必要になるの?

第2回は「英語でのemailのやり取り」である
早速だが、以下の日本語のemailを、あなたはどのように英語に訳すだろうか。
**************************************
MASA様
いつも大変お世話になっております。
本日は至急にお願いいたしたき件があり、メールさせていただきました。
●●●(中略)
ご多用の中、大変恐縮ですが、何卒よろしくお願いいたします。
**************************************
まず、「訳す」と書いたが、当たり前だが、日本語≠英語なので
そもそも発想や表現が違う。
まず、つまずくのが「お世話になっています」だ。
私は英語の専門家ではないので、これまでの経験から訳すと以下のようになる。
いつも大変お世話になっております
↓
I hope this email finds you well.
これは慣用的な表現で、覚えるしかないと思う。
絶対に
Thank you so much for taking care of me.
とは書かない、、、
「本日は至急にお願いいたしたき件があり、メールさせていただきました。」
だが、日本語ではいきなり結論は書かず、前置きがあり、本題に入っていくことが多い。
しかし、英語だと
本日は至急にお願いいたしたき件があり、メールさせていただきました。
↓
I’d like to ask you for your help with ●●●(要件).
と(要件=結論)から書く。
そして
ご多用の中、大変恐縮ですが、何卒よろしくお願いいたします。
↓
I appreciate your support.
Best regards,
と続く。
英語のemailでは簡潔・明瞭に、結論から先に、慣用的なフレーズで書かれる

例えば、「●●に係る添付ファイルをご確認くださいませ」は
Please find attached the file on (for) ●●.
これも覚えるしかない。
東南アジアなど海外で仕事する場合は生産性が求められる。
メールを書くのに1時間もかかるようでは仕事にならない。
従って
- 簡単・簡潔・明瞭に
- 結論から
- 丁寧(please(×)→Could, Would)に
書くことを心がけるとともに
慣用的なフレーズは暗記してしまうことである。
■関谷英里子の たった3文でOK! ビジネスパーソンの英文メール術 (日本語) 単行本(ソフトカバー) – 2012/9/21
常に手元において参照し、
どんどん英文メールに使っていこう。
本日も最後までお読み頂きありがとうございました。
次回は
東南アジアで必要な英語力は?~その3~
ネイティブとの面談
本日も最後までお読み頂きましてありがとうございました。
MASA


コメント