こんにちは MASAです。
今回は
ミャンマーで初対面のVIPとアポイントメントを取る場合の注意点
についてまとめてみたい。
イオンに入社後、店舗営業、本社スタッフを経験。
その後、駐在員として香港、マレーシア、ベトナム、ミャンマーにトータルで12年滞在。
各国で商品部や新規合弁事業の管理担当を歴任。
現在は独立、ミャンマーの最大都市ヤンゴンに居を構え、新規事業の準備中。
VIPとのアポイントは適切な紹介者が必要

「それは日本でも同じだ」
いきなり面識のないVIP(特に官僚や政治家)にアポイントを申し込んでも断られるケースが多い。
そのように指摘される方も多いと思う。
確かにそうなのだが
日本の場合
あなたが企業の代表や上場企業などの重要な役職であった場合、
アポイントを秘書などを通して入れれば時間を割いていただける場合が多い。
私の経験から
ミャンマーでは日本以上にVIPと会うのは難しい。
誤解を恐れずに言えば、警戒心が非常に強い。
どんな要求をされるか、どのような人脈を持った人物なのか、を慎重に確認する。
そんな場合、そのVIPが信頼している人物からの紹介であれば話がまとまるのは速い。
その紹介者が同席してくれればなおさらだ。
当たり前のこと言っているように感じられる方もいるかもしれないが
私が言いたいのは
ミャンマーでは組織体組織より個人対個人
すなわち「その人物への理解」が最も重視されるということ。
ミャンマー人同士の会話の中でも
自分にアプローチしてきた人物についての情報を第三者に確認している場面をよく見かける。
その中で、その人物の評価が定まらない場合は「今回は会うのをやめておこう」との結論になる。
それほどにミャンマーでは相手を受け入れることに慎重だ。
また、たとえ会えたとしても
信用を獲得するためには、会食も含めて複数回の面談を経なければならない場合も多い。
繰り返しなるが、ミャンマーにおいては
あなたの影響力は
あなたを「知っている」
そして「あなたの考え方を理解している」
と言ってくれるミャンマー人が何人いるかで決まる。
日ごろから、ミャンマー人社会に飛び込み、ネットワークを広げておかなくてはならない。
現在はコロナ禍で状況はかなり違うが
本来は、日本人同士の会食やゴルフばかり、仕事の後は部屋に閉じこもるのは最悪だ。
また、ミャンマー語がある程度喋れれば、なお素晴らしい。
ミャンマーを理解するために努力している人物として評価されるケースが多い。
アポイントを取る際のポイント

日本でも共通する点が多いがアポイントを取る際のポイントについて列挙する。
自分の会社についての情報を事前提供する
会社のプロファイルを事前に送り、理解してもらうことが必要だ。
特に事業の概要だけではなく
ミャンマーとの関わり合いの部分
例えばこれまで実施してきたミャンマーに係る環境社会貢献活動などは事前に入れておきたい。
面談の目的を明確にする
事前にメールなどを通じて、面談の目的をクリアにする必要がある。
それによって相手が面談に向けて事前調整しなければならないことが明確になり
内部調整や情報収集を実施できる。
複数のアポイント候補日(最低3つ)
面談候補日は複数用意すること。
「いつが良いか」などという質問は愚問で
こちらから3つ以上の候補日を出してあげるのが親切である。
面談時間を守る
ミャンマーは人対人の面談による相互理解を重んじる国だ。
VIPのスケジュールは政治家のように分刻みである。
必ず面談の終了時間を明確にして、時間厳守で臨みたい。
ミャンマーを好きになり、ミャンマーにとけこもう

ミャンマーにとけ込み、ミャンマーが好きになる。
それこそがミャンマーで人脈を作り成功する最大の秘訣である。
日ごろからミャンマーを知る努力を継続し、たくさんのミャンマー人の友達を作ろう。
ミャンマーなど異文化を理解するためには
次の書籍は
ミャンマーで活躍をする方はもとより、これからさらに進むグローバル化の中で、日本にいながらにして、様々な国の方々とコミュニケーションを取らなくてはならない場合に必要な「異文化理解」について書かれた書籍である。
非常に実践的な本で東南アジアにかかわらず、どんな文化圏の場合でも応用がきく手法を伝授してくれる。
ミャンマーでのビジネスもこの手法から解析するとわかりやすい。
すなわちミャンマーのカルチャー・マップは
- コミュニケーション: ハイコンテクト
- 評価 : 間接的なネガティブフィードバック
- 説得 : 応用優先
- リード : 階層主義
- 決断 : 合意志向
- 信頼 : 関係ベース(※日本より強い)→今回はココを解説
- 見解の相違 : 対立回避型
- スケジューリング : 柔軟な時間
となるのではなかろうか。
ぜひとも書籍で確認してほしい。
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異文化理解力 ― 相手と自分の真意がわかる ビジネスパーソン必須の教養 Kindle版
エリン・メイヤー (著), 田岡恵 (著), 樋口武志 (翻訳) 英治出版 発売日 : 2015/8/22
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本日も最後までお読みいただきまして有難うございました。
MASA


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